オビヒロホコテン、今年も開幕 歌や大道芸など街中にぎやかに
帯広の夏の風物詩「帯広まちなか歩行者天国(オビヒロホコテン、実行委主催)が16日、市内中心部の平原通と広小路で開幕した。多くの市民が集まり、オープニングでは恒例の帯広若鳶(とび)会による「はしご乗り」などが披露され、会場では歌や大道芸などが繰り広げられた。
今年で19回目。帯広若鳶会のはしご乗りでは、6・4メートルあるはしごの頂上で技を繰り広げ、会場を盛り上げた。細川吉博実行委員長は、「途中コロナで中止になったので20年目の取り組みとなる。多くの人の協力で続けてこられた。今年も夏を熱く盛り上げたい」とあいさつ。くす玉割りで開幕を宣言した。
あいにくの曇り空だったが、会場には多くの市民が立ち寄り、市内在住の高橋幹也さん(30)、奈実さん(29)夫妻は「偶然通ったらイベントをやっていて、驚きました。藤丸がなくなって、中心部への足が遠のいてしまったので、お祭りなどで盛り上がってほしい」と話していた。
今年度も9月8日(8月11日除く)まで毎週日曜に開催する。(完戸雅美)
◆来週(23日)のホコテン
▽小学校6年生のいちかさんによる「ギター弾き語り いちか」(交差点、午前11時~)
▽ホコテンメルカード(雑貨市)「マインクラフト体験 オビヒロホコテン再現プロジェクト」「陰陽五行占い」「きゃら屋」(広小路、午前11時~)
▽路上アコースティックライブ(広小路)
この他、フラフープや竹馬などの遊びコーナーや路上アート、缶バッジづくりなど。開催時間は午前11時~午後4時。
オビヒロホコテン、今年も開幕 歌や大道芸など街中にぎやかに