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日本最大級の馬の祭典に帯広からも初参加 「手綱を使わず馬と意思疎通する様子を見てほしい」

ホースメッセでホースショーを披露する(左から)川島さん、山中さんと3頭の馬

 馬の研修施設を備えた帯広市内の牧場「ヒロユキ・モチダ ホースマンシップ(HMH)」(富士町西6線、持田裕之代表)は10日から3日間、東京都内のJRA馬事公苑で開かれる「第6回ホースメッセTOKYO2024」(実行委主催)で、ホースショーを初披露する。同牧場スタッフは「日本最大級の馬の祭典で、手綱を使わず馬と意思疎通する様子を見てほしい」と話している。(松村智裕)

 ホースメッセは馬に関わる業界が一堂に会して各種イベントを行うほか、乗馬用品などを販売する。

 持田代表は、馬と自然なコミュニケーションで調教を行う「ナチュラル・ホースマンシップ」の国内第一人者として知られている。HMHからは、短距離の瞬発力に優れた品種の馬「クオーターホース」が3頭参加。3日間ともホースショーを行い、持田代表はショーの前後などで馬との関わり方などを講習する。

ローマン・ライディングの様子(HMH提供)

 ショーは川島伶未チーフインストラクターと山中菜都インストラクターが担当。2頭の馬を並走させ、その上に立ち乗りする「ローマン・ライディング」を山中さんが披露する。日本ではできる人がほとんどいないという。

 山中さんは「馬の可能性を感じてもらえれば」、川島さんは「コミュニケーションを重視した他にはないショーを楽しんでほしい」とそれぞれ話している。

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