建設現場ねぎらい塩レモンサワー ノンアルで熱中症予防に ライズプランが販売
建設現場の業務効率化や人材育成などを手がけるライズプラン(帯広市東6南12、武田祐樹社長)が、現場への差し入れ用ノンアルコール塩レモンサワー「現場お疲れ」を発売した。同社のホームページ「現場ラボ」で販売している。(吉原慧)
武田社長は室蘭工業大を卒業後、川田工業(帯広)に入社。17年勤務し、2020年に独立。全国のゼネコン向けのオンライン新人教育事業や、建設現場のDX化の推進、コミュニティーサロン「現場ラボアカデミー」などを手がける。
「現場お疲れ」は同サロンでの発案。建設現場には「うるさい」「ほこりが舞う」「ゲートに囲われて閉鎖的」などマイナスなイメージがあると課題を共有している中で、「せめて現場で楽しめる建設業界限定の差し入れがあれば盛り上がるのでは」と思い付いた。
アルコール飲料は法律の規制などもあり断念。それでも、居酒屋のようなにぎやかさを演出でき、塩分補給にもなることから、ノンアルコール塩レモンサワーとした。武田社長は「これからの季節、熱中症対策にも。現場に『お疲れ』と差し入れて、仲間との会話を楽しんでほしい」と話す。
販売は1ケース(24本、6897円)から。段ボールには「虎模様」と呼ばれる黄色と黒色の模様を配し、建設現場らしさにこだわった。「コアップガラナ」を作る小原(渡島管内七飯町)が製造。500ケース限定販売。