「くら寿司」帯広初出店 西20南2 7月中旬に店舗完成
大手回転寿司チェーン・くら寿司(本社大阪)は、帯広市西20南2に店舗の新設を進めている。同社は昨年、道内に進出、札幌以外では初出店となる。建物の完成は7月上旬を予定しており、オープンはその後になるとみられる。
場所は白樺通沿いで、ツルハドラッグ帯広西20条店の西隣、近隣にはディスカウントスーパー・テキサスなどもある。建築確認申請などによると、平屋で床面積は489平方メートル。すでに着工している。
くら寿司は1977年創業、国内507店舗、海外82店舗を持つ(4月末現在)。売上高は1475億円(2021年10月期)。道内進出は全国で最も遅く、昨夏に札幌市内に初出店し、現在、同市内で3店舗を展開する。ファミリー層向けの抽選ゲーム「ビッくらポン」のほか、食材では化学調味料など四大添加物の不使用といった特徴がある。
同社は「帯広に出店させていただくのは間違いない。詳細はしかるべき時期に発表したい」(広報・マーケティング本部)としている。
同業の全国チェーンではすでに、ゼンショーホールディングスの「はま寿司」ほか、あきんどスシロー運営の「スシロー」、元気寿司グループの「魚べい」などが十勝に進出している。(佐藤いづみ)