新型コロナウイルス 感染症対策チームを設置 道
【札幌】道は25日午前、新型コロナウイルス感染症対策チームを道庁内の危機管理センターに設置した。保健福祉部の橋本彰人部長をチーム長とし、庁内各部の担当職員41人で編成。円滑な連絡体制の構築など、感染拡大の防止に努める。
チームは5班編成で業務を分担する。総括班(7人)は市町村や国・議会との調整などを担う。医療体制班(10人)は診療・検査態勢の整備や道立衛生研究所との連携、保健活動班(9人)は患者発生時の対応や疫学調査を担当。ほかに相談対応班(9人)、広報班(6人)を配した。
班員は道の保健福祉部、総務部、総合政策部などの職員らで構成。ほかに医療体制、保健活動、相談対応の各班には、公衆衛生の専門医師や保健師らを置いた。状況に応じて各部からの応援で増員する。
保健福祉部の佐賀井祐一課長は「全庁挙げて取り組み、道民の安全・安心をしっかり確保したい」と話した。(有岡志信)