ふるさと納税寄付者と交流 上士幌が東京で
【東京】上士幌まるごと見本市が15日、都内のホテルで開かれた。首都圏から集まった約800人が牛肉やジェラートなどの特産品を味わい、上士幌の魅力を体感した。
町などが主催し、今年で5回目。ふるさと納税寄付者に感謝し、一層の関係構築を図るのが目的。町から生産者や行政関係者ら約70人が訪れた。
ローストビーフ、リブロースステーキ、フライドポテト、ミルクジャムなどの特産品の試食は特に人気を集めた。都内から参加した斉藤陽介さん(27)は「返礼品だけでは分からない、人の良さを感じることができた。上士幌への興味が深まり、いつか行ってみたい」と笑顔で語った。
町の産業や生活環境を紹介するパネル、熱気球のゴンドラなどを展示。ブースを設けて、移住を検討する人の相談に応じた。
働き方改革をテーマにしたセミナーも開かれ、竹中貢町長は6月開業予定のシェアオフィスの利用などを呼び掛けた。(池谷智仁)