帯広空港は食や温泉をテーマに 道エアポート蒲生社長
【千歳】来年1月から始まる道内7空港の一括民間委託で、運営を担う北海道エアポート(千歳市)の蒲生猛社長が20日、新千歳空港内で記者会見を開いた。帯広空港は食と温泉をテーマに活性化を図り、年間の旅客数は133万人を目指すとした。
蒲生氏(63)は国土交通省で20年以上航空関係の業務に携わり、2016年から同社の中核である北海道空港(HKK)の専務を務めていた。
道エアポートは2049年度までに7空港の路線数を60路線から142路線に、旅客数は2846万人から4584万人に増やすことを目指している。新千歳から地方空港に人の流れを分散させ、周遊観光に結び付ける。
帯広空港は現在の東京線1路線から国際線を含む9路線に拡充、年間の旅客数は現在の倍にする見込み。蒲生社長は「菓子の材料はほとんどが十勝で作られている。食もあり、温泉もある。女性が1年に1回は帯広に来て、おいしいものを食べて、温泉に入ってきれいになるというような形を目指したい」と語った。
「(大樹町を中心に)ロケットの可能性もあり、いろいろな人が動く」とも強調。立体駐車場の整備については、地域と早急に協議するとした。
7空港全体では「各空港を有機的に結び付けて北海道を元気にしたい。地域と一体となって取り組む」とした。来年1月18日に、民間運営開始記念式典が各空港で開かれる。(津田恭平)