大樹中学生が帯畜大留学生らと交流
【大樹】大樹中学校(宮村孝雄校長、生徒124人)の全校生徒が6日、同校で帯広畜産大学の留学生らと交流した。生徒たちは8カ国の外国人に町の魅力を紹介するなどし、楽しいひとときを過ごした。
「ふるさと大樹と世界」と題したキャリア教育授業で国際交流の一環。授業参観も兼ねた。留学生7人に町教委外国語指導助手(ALT)のトービ・バーリーさん(24)を加えた8カ国の8人が来校した。
生徒たちは4グループに分かれ、スクリーンを使って日本の文化や大樹町内で開発しているロケット、歴舟川、自分たちの学校の魅力などを英語で説明した。「だるまさんが転んだ」や町発祥のミニバレーなどは、留学生らも一緒に体験した。8人からはパキスタンや中国など、それぞれの国についての紹介も行われた。
最後にウガンダのバイアムカマ・ベネディクトさん(32)が「招待してくれてありがとうございます。皆さんと過ごせてとてもハッピーでした」と代表して感想を語った。実行委員長を務めた3年生の星野彩嶺さん(15)は「外国の方と交流する機会は少ないため、とても貴重な体験となりました」とお礼を述べた。(松村智裕)