ゆっくり「キハ40系」の旅 鉄道の日 10月14日運行 新得-追分間
【新得】町商工会(湯浅悟史会長)は「鉄道の日」の10月14日、「キハ40系で行く石勝線信号場停車の旅」を実施する。町開拓120周年を記念した特別列車で、普段は特急しか走行しない線路を、各信号場に停車しながらゆっくり楽しめる。定員120人で、14日から予約の受け付けを始める。
町商工会では新得駅周辺のにぎわい創出のため、昨年、鉄道をテーマにしたイベントを開催。多くの鉄道ファンから好評を得たことから、今年はさらに内容を充実させたイベントを企画した。
ツアーは、10月11~20日に駅周辺で実施する「新得駅パネル・ジオラマ展2019」の一環。国鉄時代に製造され、鉄道ファンに人気の「キハ40系気動車」で、新得駅と追分駅(胆振管内安平町)を往復する。国鉄色のオレンジの車両を使用する。
安平町では、4月19日にオープンした鉄道がテーマの「道の駅あびらD51ステーション」を見学する。町商工会まちづくり事業部推進役の三輪昌宏さんは「鉄道のまち新得と同じ鉄道のまち安平の間を、のんびり走る旅を楽しんでもらいたい」と話す。
当日は午前9時35分に新得駅発、午後5時4分帰着。参加費はオリジナル乗車券、駅弁付きで7500円(12歳以下は5500円。駅弁不要の場合はそれぞれ500円引き)。申し込み、問い合わせは町商工会(0156・64・5324)へ。(丹羽恭太)