釧路-札幌間の列車運行再開 JR
運行を再開した列車に乗り込む利用者(13日午前9時55分ごろ、JR帯広駅で。金野和彦撮影)
胆振東部地震は13日で発生から1週間を迎えた。地震の影響で1週間運休していた釧路-札幌間のJR列車が13日、一部区間のバス代行を含み、運転を再開した。帯広駅でも早速、旅行客らが乗り込んだ。帯広と札幌を結ぶ特急列車「スーパーとかち」「スーパーおおぞら」は14日から、通常通りのダイヤで運転を再開する。
両特急列車は地震の影響で6日から運休。石勝線でレールのゆがみが複数箇所見つかっており、JR北海道が復旧作業や設備の点検作業を急いでいた。
13日は釧路-新夕張間を臨時特急列車、点検作業が続く新夕張-札幌間をバス代行とし、釧路-札幌間を2往復する便を運行。午前9時56分帯広発の便にはスーツケースを持ったビジネス客や旅行者など、同駅から約50人が乗り込んだ。札幌着は通常より約1時間遅い午後1時20分の予定。
出張で帯広を訪れていた大阪府の会社員三島宰さん(34)は「JRがなければとかち帯広空港までタクシーで向かい、東京経由で大阪に戻らなければならなかった」と列車の再開に安堵(あんど)していた。
(中島佑斗)
関連写真
釧路、新夕張間で「特急臨時列車」が運行(13日午前9時54分ごろ、JR帯広駅で。金野和彦撮影)
釧路、新夕張間で「特急臨時列車」が運行し、JR帯広駅から乗車する利用者(13日午前9時45分ごろ、金野和彦撮影)
釧路、新夕張間で「特急臨時列車」が運行し、JR帯広駅から乗車する利用者(13日午前9時45分ごろ、金野和彦撮影)
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釧路、新夕張間で「特急臨時列車」が運行し、JR帯広駅から乗車する利用者(13日午前9時55分ごろ、金野和彦撮影)
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