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来年で50周年 地域に愛される鶏の伊藤 まちマイ四中編

伊藤社長と、串焼きの調理過程が見られる特徴的な店舗外観

 リーズナブルな価格でおいしい料理を提供し、皆さんに満足してもらいたい-。来年で開店から50周年を迎える「鶏の伊藤」(伊藤有一社長、西5南28)は、創業当時から大切にする思いを今も守り続ける。

 初代社長の伊藤陽朗さんは1969年に西5南11に鳥料理専門店を開店。2002年に移転した現店舗は、陽朗さんと2代目の有一社長が設計から建築までを担当。独特の雰囲気で、なおかつ親しみやすい店づくりを目指した。

 昔懐かしい黒電話やこだわりの調度品が並ぶ店内は約150席を用意。和室やカフェスタイルなど和洋さまざまな個室23部屋のほか、約80人収容可能な広間も備える。当時としては珍しいキッズルームを設置するなど、長く幅広い年代から支持されている。

 鶏肉は十勝産を中心に、全てが道内産。野菜なども厳選し、常に新鮮で質の良いものを提供する。メニューの数は約150種類。一番人気は創業時から変わらない鶏めし丼(600円)。炭火であぶったトロトロの親子丼(950円)などもイチオシの一品だ。

 現在は親子3代で店を切り盛り。店頭にも厨房にも立つ伊藤樹京マネージャーは「10年、20年先も愛される店であるために、これまでの伝統を守りながら、新しいことも取り入れていきたい」と語った。(石川友史)

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