マチルダ全国ジュニアGB大会で初の準V
【芽室】「第22回全国ジュニアゲートボール(GB)大会」(7月29、30日・埼玉県熊谷市)で、ジュニア2部(6歳以上15歳未満)に出場した町GB少年団の選抜チーム「マチルダ」が準優勝した。GB発祥70年の節目の年に“発祥の地”としての意地を全国に示し、選手や関係者は喜びに沸いている。
マチルダの同大会出場は2013年、16年に続いて3回目。13年は3位、16年は決勝トーナメント進出も入賞はならず、三好宏樹主将(芽室中1年)は出発前、「4年前よりいい成績を持って帰ってくる」と決意を話していた。
ジュニア2部には40チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメントで優勝を争った。マチルダは予選3試合を全勝して決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントでは1、2回戦を制し、準決勝で昨年度3位の二戸ジュニア(岩手県)を11対9で下した。
決勝では大潟(新潟)に15対9で敗れたものの、浅野義静監督の70歳の誕生日に、チームとして過去最高の成績となる準優勝をプレゼントした。
選手たちは1日、少年団の大野新代表、浅野監督とともに町役場を訪れ、宮西義憲町長に準優勝を報告。三好主将は神谷幹太君(芽室小5年)のスパーク打撃がチームを逆転に導いた決勝トーナメント1回戦を振り返り、「勝ちをぐんと引き寄せ、2回戦以降もその勢いで戦えた」と話した。また、「全国大会に行けたのは先生方やお父さん、お母さんのおかげ。この(感謝の)気持ちを行動に移していきたい」と語った。
宮西町長は選手一人ひとりに大会で印象に残ったことを尋ね、「夏休みの大きな思い出になったね」とたたえた。(澤村真理子)