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帯広でサクラ開花宣言 昨年より1日遅く

ピンク色の花を咲かせた帯広測候所のサクラ(1日午前10時20分)

 帯広測候所は1日午前、帯広のサクラが開花したと発表した。昨年(4月30日)より1日遅く、平年(5月4日)より3日早い開花となった。平年より早く開花したのは4年連続で、今年は1953年の観測開始以降、9番目に早い。帯広の正午の気温は、平年値より3度高い16・7度。

 前日4月30日の帯広は最高気温19・6度と、全道一の暖かさに。同測候所敷地内の標本木・エゾヤマザクラの1~2輪が開花しているのを職員が確認。1日朝には、全体の2割ほどが一気に鮮やかなピンク色の花を付けた。満開になるのは、例年通りだと開花から3日ほど後という。

 札幌管区気象台が発表した2日から8日までの週間予報によると、向こう一週間は高気圧に覆われて晴れる日が多い。最高気温、最低気温はともに平年並みか平年より高く、かなり高い所もあるとしている。(折原徹也)

関連写真

  • 帯広市内の住宅地でもサクラが咲き始め、下校途中の子供たちもうっとり(後藤貴子通信員撮影)

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