愛好者集いミニ四駆疾走 帯広で体験会
「十勝ミニ四駆体験会」が12日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。親子連れなど多くの人が訪れ、全長約144メートルの特設コースで自慢のミニ四駆を走らせた。
ユニットプロモーション(札幌)主催、タミヤの協力。道東での体験会開催は初めて。ミニ四駆は1982年発売のモーター付き自動車模型で、現在は第3次ブームとなっている。
午前10時半の開始とともに愛好者が集まり、午後のタイムアタック大会に向けてテスト走行を実施。ただ、多数のカーブや起伏がある難コースにコースアウトが相次ぎ、悲鳴や歓声が響いた。会場では初心者対象のミニ四駆工作教室も開かれ、歴代モデル約100台が展示された。
親子3人で参加した更別中央中1年の棚悠樹さん(13)は「走らせることで作った成果が見られ、達成感がある」、弟で更別小4年の瑞樹君(10)は「他の人の走りは速く、参考になる。何とか完走したい」と話した。(池谷智仁)