被災現場を視察 新得町議会災害対策室
【新得】町議会災害対策室(室長・菊地康雄議長、議員12人)は9月29日、台風10号による大雨で甚大な被害を受けた町内の被災地を視察した。
議会が自主的な組織をつくり、執行部と連携して町の一大事に備えようと同月13日付で設置。被災地や避難場所の状況調査などを行い、町対策本部との情報交換や情報提供を行う。
この日は鈴木隆義施設課長ら町職員の案内で、河川の氾濫で流出したパンケシントク川支流九号川の取水口や、土砂崩れで通行止めが続く町道・千間坂など4カ所を視察した。菊地室長は「災害復旧費の補正予算対象にもなってくる箇所として参考になった」と話していた。(小寺泰介)