民進党蓮舫代表が来勝 台風被災地視察
民進党の蓮舫代表が25日、台風被害の調査のため来勝し、清水、新得、帯広の被災現場を視察した。
党本部と党道連がそれぞれ設置した災害対策本部の合同現地調査で、党道連の佐々木隆博代表、鉢呂吉雄、徳永エリの両参院議員、三津丈夫、佐々木恵美子の両道議、党道第11区総支部の石川知裕代表代理が同行した。
午前9時40分から市内のホテルで開かれた意見交換会では、荒川裕生道副知事が被害状況を説明し、復旧事業の早期着手や農林漁業の経営安定などに向けた協力を要請。十勝圏活性化推進期成会(高橋正夫会長)、十勝地区農協組合長会(有塚利宣会長)もそれぞれの立場で支援を求めた。
清水では増水でえぐられた旭山地区の農地を視察した後、付近で泥かきを行っていたボランティアを激励。新得では崩落した神社橋、帯広では清川町の浸水した農地を訪れ、関係者から被害状況の説明を受けた。
蓮舫代表は「やらなければならないことがたくさんあることがよく分かった。畑を元に戻すことなど短い時間での対応が困難なことも多い。国会、道議会、自治体議会が縦の関係をしっかり持って協力していきたい」と述べた。
(丹羽恭太)