災害対応法を学ぶ 音更建設業防災協
復旧現場を視察
【音更】音更建設業防災協会(村上誠会長、会員18社)は14日、町発注の工事現場の安全パトロールを行った。
年1回行っているが、今回は災害に対する対応法を学び、今後の施工に生かそうと、台風10号による被害の復旧現場も視察した。
会員20人が参加。村上会長が「協会として今まで以上に結束し、災害事業に当たっていく必要がある」とあいさつした。
会員は台風10号で堤防決壊の恐れがあった士幌町中士幌地区の音更川緊急復旧工事現場を視察。工事担当者が台風10号の大雨で堤防の法尻(のりじり)に保護ブロックを投入する様子を当日の写真とともに説明した。
また、十勝川温泉中心市街地再生事業の町道整備工事現場では、担当者から工期や工事概要などの説明を受けた。8月の長雨の影響で多少の作業遅れがあるものの、安全第一で工事を進めることを確認した。
会員は工事の安全のために、協力業者との日頃からのコミュニケーションや作業の引き継ぎの大切さを改めて認識した。(長瀬聡美通信員)