障がい者ら特化の避難所検証も 一般質問で本別町長
【本別】定例会は13日、6氏が一般質問を行った。災害時、障がい者や乳幼児を抱えた母親らに特化した避難所の設置について、高橋正夫町長は「現在の施設でどういった対応が取れるのか、すみ分けなどは可能か、これから検討していきたい」と述べた。障がいの程度なども考慮し、的確に避難できる方法や場所について、今後検証していく考え。
藤田直美氏の質問に答えた。(木村仁根)
その他の主な質問、答弁は次の通り。
山西二三夫氏=台風の農業被害に、借入金利の負担軽減として農業振興基金を活用しては。
町長=被害状況が明らかになり次第、JAと協議を進め、どのような対策が良いのか検討していきたい。
阿保静夫氏=介護研修に本別高の生徒も申し込んだ。福祉や介護の取り組みは本別高の売りにもなる。
飯山明美地域包括支援センター長=介護職員初任者研修は基本的に無料で継続させたい。
高橋利勝氏=足寄町の浸水被害は仙美里ダムの放流が影響したとの声もあるが。
町長=仙美里ダムは最高水位を保ち、超える分について下流に流す仕組み。(下流域の)本別側で放流を断ったりしたことはなく、また、断れるものでもない。
矢部隆之氏=台風などによる農業被害で、種子や農薬などの資材費に対する支援策は。
町長=施設など営農に必要な対策はJAと協議して進めたい。
大住啓一氏=避難勧告など、防災会議の基準だけでなく、天候をみながら柔軟に対応すべきではないか。
町長=いつでも対策が講じられるよう情報収集し、柔軟でより確実な対応に努めたい。