小麦使った食や文化を体験 「麦感祭」
【音更】小麦の生産量日本一を誇る町の収穫感謝祭「麦感祭(ばっかんさい)2016」(実行委主催)が21日午前10時から、町内の西中音更地区集落センター前の駐車場で開かれた。土砂降りの中にもかかわらず多くの親子連れが来場し、町内産の小麦を使った食や出し物を楽しんだ。
今年で6回目。当初は町西中音更の浅野農場を会場に予定していたが、大雨の影響で場所を移し、一部イベントを中止するなど規模も縮小した。
会場には麦わらで制作する巨大オブジェ「木彫りの熊」がお目見え。音更高校書道部10人による麦筆パフォーマンスや、小麦などを使って布を染めた衣類を来場者らが着用するファッションショー、町内産の新麦を使ったパンやうどんなどの食も好評だった。
町内の坂井玲子さん(60)は「改めて地元の食べ物の魅力を感じた」とし、千葉県から帰省している孫の鈴木由菜さん(9)は「お好み焼きがふわふわしていておいしかったよ」と笑顔を見せていた。(小縣大輝)
◆麦感祭について
・麦感祭2016-Facebook