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申年にちなんだ赤い肌着の販売が好調 藤丸

 今年のえと「申(さる)」にちなんで、帯広市内では赤い肌着の売れ行きが好調だ。藤丸では昨年11月、3階の女性用下着メーカーの売り場に専門コーナーを開設=写真。同売り場での今冬のギフト販売数のうち、約半数を赤い肌着が占めているという。

 申年に赤い肌着を着ると、病が「去る」という言い伝えがあり、藤丸では約20種類を用意。12年前より品ぞろえを増やした。売れ筋はショーツで、還暦祝いの贈り物として購入する人も多い。

 姉へのプレゼント用に約1万円分の肌着を買い求めた帯広市内の黒田世津子さん(60)は「お世話になっている姉に、恩返しができる。良い買い物ができた」と満足顔。2016年もスタート。12年に1度の縁起物で、パワーを身に付けては!?

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