しばれフェスで体験型婚活イベント 陸別
しばれフェス実行委のメンバー。最前列左から２人目が野尻実行委員長
【陸別】十勝を代表する冬のイベント「第３４回しばれフェスティバル」（来年２月７、８日、実行委員会主催）で、泊まり込みで会場の準備作業をしながら町内の青年と交流する“婚活イベント”が初めて開かれる。実行委員会では「他では体験できない婚活」と、広く独身女性の参加を呼び掛けている。
極限の寒さの中での共同作業を通じて、互いを理解しながらカップル成立を目指す。「婚活生活５ＤＡＹＳ ｉｎ しばれフェスティバル」と題し、開催準備が佳境となる２月４日からイベント最終日の同８日までの５日間開催。募集対象は２０歳以上の独身女性で、定員は１２人。
期間中、会場となる町ウエンベツイベント広場近くの銀河の森コテージ村に宿泊し、会場の準備作業を行う。７日は会場内の氷のかまくら「バルーンマンション」で一夜を過ごす「人間耐寒テスト」に参加する。
男性の主要メンバーは町商工会青年部や農業後継者、町役場職員など実行委のメンバーが中心で、夜には懇親会に参加し交流を深める。
参加無料。活動費として一人２万５０００円が支給される。食事は各自で調達する。現地（町イベントセンター）集合・解散だが、近隣までの送迎は相談に応じる。会場までの交通費は自己負担。今月１９日から同２８日まで、電話（実行委、０１５６・２７・３９９０）で受け付ける。
メーンイベントの耐寒テスト（参加料４０００円）は前回同様、募集枠は３００人。今月１９～２１日に実行委で事前予約を受け付け、抽選で参加者を決める。バルーンマンションは１００基を製作する予定。
第１回の実行委が１７日、町商工会館で開かれ、イベント概要や会場整備の日程などを確認した。野尻航平実行委員長は「先輩が築いた歴史を継承しつつ、新企画もぜひ成功させたい。寒い中で頑張っている青年に接しながら、陸別のいいところも感じてほしい」と話している。（鈴木裕之）
◆第34回しばれフェスティバルについて
・しばれフェスティバル概要－陸別町公式ホームページ
