色鮮やか4000鉢 おびひろ菊まつり開幕
第45回おびひろ菊まつり(帯広のまつり推進委員会主催、帯広菊花同好会共催)が29日午前9時、帯広市中央公園北側広場で開幕した。会場には色とりどりの4000鉢が並び、来場者を出迎えている。11月3日まで。
今年の総合花壇のテーマは「赤富士」。夕日に染まった壮大な富士山が3000鉢の菊で表現され、菊花展では同同好会の会員が丹精込めて育てた大小さまざまな菊が並んでいる。
午前10時からの開会式では、同推進委員会会長の米沢則寿市長が「菊まつりは市民の心を潤す秋の行事。一つ一つゆっくり見てほしい」とあいさつ。内閣総理大臣賞に選ばれた黒地福三さんら各賞の入賞者に表彰状とトロフィーが贈られた。
市内の小林立也さん(79)、信子さん(75)夫婦は「素晴らしいの一言。特に大菊大作りは圧倒される」と感心していた。
会場では味覚コーナーも充実し、来場者は菊の観賞を楽しんだ後に舌鼓を打っていた。各日とも午前9時から午後4時まで。(川野遼介)
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