6種類を試飲 販売は統一ロゴで とかち地サイダー研
新たなご当地サイダーづくりを考える「とかち地サイダー研究会」(林秀康会長)の会議が14日、帯広市内の十勝測量会館で開かれた。会員らは黒ニンニクなど6種類のサンプルを試飲し、味や見た目などについて議論。会員が作ったサイダーには統一ロゴマークを付けて販売することも決めた。
統一の地サイダーは来年5月の大型連休前の販売を目指して、今年4月に研究会を立ち上げた。4回目の会議となるこの日は会員ら15人が出席した。
商品開発に向けて苫小牧市の飲料メーカーの丸善市町に9つの素材を持ち寄りサンプルを作ってもらった。このうち、梅、アスパラガス、黒ニンニク、黒豆、チコリ、ゴボウの6種類が出来上がった。参加者は「健康に良さそうだ」「インパクトがある」という評価や、「ちょっと癖がある」といった課題を述べ合った。課題については今後、会員と同社が直接話し合って改良する。
販売は1本250ミリリットルの瓶とし、統一ロゴマークを付けて池田町観光協会の「十勝ワイナリーぶどう果汁サイダー」など既存のサイダーと合わせて10種類程度をセットにする。販路については次回以降の会議で決める。
サンプルを試飲した林会長は「このまま改良すれば商品になっていくだろう」と味に手応えをつかみ、販売までの課題として「特徴をどう発信して、地域と商品がどう結び付いているのか、ストーリーを考えていくことが必要」と話した。(関坂典生)
◆地サイダーについて
・地サイダー&地ドリンク-全国清涼飲料工業会公式ホームページ
・2014年「地サイダー&地ドリンクカタログ」pdf-全国清涼飲料工業会公式ホームページ
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