1700人 舞の競演 一夜限り「盆おどり」
団体は本田佳子バトン&タップダンススタジオが優勝
帯広の夏を彩る「第58回おびひろ盆おどり」(NCおびひろ、十勝毎日新聞社主催)が15日、帯広市内の平原通で開かれた。1日集約開催となり、市民投票を導入した団体の部には、1日として過去最多の33団体約1700人が参加。工夫を凝らした踊りや衣装で、沿道に詰めかけた観客を魅了した。
審査の結果、団体の部は本田佳子バトン&タップダンススタジオ、31人が参加した個人の部は久本裕一さん(44)=帯広=が優勝した。
午後7時に盆おどりは始まり、北海盆唄の生演奏が響いた。船やアニメキャラクターの山車が登場する中、参加者は鮮やかな浴衣やジャガイモをイメージした衣装などで息の合った踊りを披露。時折小雨が降ったが、バレーボールのスパイクを豪快に打ち込んだり、旗を使った躍動的なパフォーマンスを見せるなど、会場は熱気に包まれた。(池谷智仁)
◆おびひろ盆おどりについて
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・北の大地de大道芸フェスティバル