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猛暑ギラギラ 鹿追は史上最高35.5度

運動会の練習で休憩中に蛇口をひねり、水分補給する児童(3日午前9時半、帯広緑丘小学校。折原徹也撮影)

 高気圧に覆われた3日、十勝地方は昼にかけて気温がぐんぐん上がった。午後1時までの最高気温は、鹿追と新得で35.5度、音更町駒場で35.4度の「猛暑日」に。鹿追では観測史上最高となり、管内で6月に猛暑日を観測するのは2010年以来4年ぶり。このほか、帯広で34.8度、本別と芽室で34.2度など12地点で「真夏日」を観測した。

 帯広測候所によると、高気圧が張り出したことに加え、偏西風の影響で、上空に大陸からの暖かい空気が入ったため気温が上がった。管内で真夏日が観測されたのは今年初。前日の2日も、帯広の29.2度をはじめ14地点で夏日となり、2日連続の暑さになった。

 帯広では午前11時に30度超に。市内小学校では運動会の事前練習がたけなわ、照りつける太陽の下、児童はこまめに給水しながら練習に汗を流した。

 4日も暑さは続き、帯広の予想最高気温は29度。その後は平年並みとなり、6日以降は曇りがちの天気になる見通し。(杉原尚勝)

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