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トーストアート163平方メートル ギネス挑戦

約150人が参加して完成した依田勉三の巨大なトーストアート(7日午後1時ごろ、塩原真撮影)

 4種類の焦げ目が付いたトーストを組み合わせ、巨大なモザイク画を作り上げる「トーストアート」のギネス世界記録への挑戦は7日午前10時から帯広市内のとかちプラザで行われ、午後1時すぎには、従来の世界記録である150平方メートルを上回る162.8平方メートルのトーストアートが完成した。片手にパンを持った十勝開拓の祖・依田勉三の姿が出現し、参加者は完成を喜んだ。

 トーストアートは縦14.8メートル、横11メートルの大きさ。世界記録を12.8平方メートル上回ったことになる。今回の挑戦をビデオや写真などで記録、認定するギネスワールドレコーズに申請する。

 この日は記録を企画した「世界トーストアートin十勝」実行委のボランティアや市民約150人が参加。同プラザ1階アトリウムの床には、1万6500枚のトーストを置く場所を書いた設計図が敷かれた。

 トーストを並べる作業はアート全体を縦に7組に分け、上から順番に並べていった。参加者は16枚を並べると、次の参加者とバトンタッチ。会場にはパンの香りが漂い、途中参加する一般市民も。約3時間で全てを並べ終えた。

 トーストには十勝産小麦を使用し、小麦の一大産地である十勝をPRする試み。11日ごろまで同プラザで展示した後、本別町内の畜産農家に運ばれ、豚の飼料に利用される。

 父親と兄弟3人で参加した帯広小4年の中川大実(たくみ)君(10)はテレビで準備の様子を見て訪れた。「ギネス世界記録の本に載るかもしれないから、わくわくしている。パン1枚が並ぶとこんなに大きくなるんだ」と驚いていた。(深津慶太)

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