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士幌の農業、次世代へつなげ 担い手育む「塾」開講へ

入塾を呼び掛ける職員

 【士幌】士幌町やJA士幌町、町内の農業関係団体などでつくる町農業振興対策本部(本部長・高木康弘町長)は、農業経験の浅い人を対象として、11月から初の試みとなる「しほろ農業塾」を開講する。塾を通じ、町の農業の歩みや必要な知識を学び、関係機関とつながりを持ちながら未来を描ける担い手の育成を図る。9月末まで1期生となる塾生を募集している。(北村里沙)

 塾長となる高木町長や副塾長の同JAの國井浩樹組合長など、町の農業の歴史を知る人の講演会や、町内外の農場の視察、関係機関と塾生同士の交流会、必要な資格取得を目指す-などの研修を行う予定。詳細な内容は年度内をめどに塾生が学びたいことを話し合って決めていく。2027年3月まで、計15回程度。

 対象は町内の農業経営者や後継者とその配偶者、農業関係機関の職員などで農業経験がおおむね5年以内の人。畑作、酪農など農業従事者であれば種類は問わない。定員は5人程度で、基本無料。

 事務局の町産業振興課は「顔を合わせて相談しながら、『農村ユートピア』の思いを承継しつつ、新たに挑戦できる人材を育む場としてスタートする。今後の継続に向け、1期生とは塾を一緒につくり上げていきたい」としている。

 申し込み、問い合わせは同課(01564・5・5220)へ。

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