中島みゆき展、来場者1万人達成 16日にセレモニー
道立帯広美術館で開催中の特別展「中島みゆき展」(特別協賛オカモトグループ)の来場者数が16日午前、4月5日の開幕以来、延べ1万人を達成した。
節目に来館したのは帯広市の内田聡さん(66)、節子さん(66)夫妻。同館の近くに住んでいるが来館したことがなく、直前に「行ってみようか」と来場を決めたという。
同館ロビーで野上義秀館長からトートバッグやポーチなどの記念品が贈られた。聡さんは「人生でこんなことはなかった。『糸』が好きだがどの曲も良い。いつか帯広でコンサートをやってほしい」、節子さんは「びっくり。曲に励まされている。記念品は飾っておきたい」と話した。
野上館長は「道内を中心に道外からも幅広い年代の方に来場いただいており、大変うれしい」と感慨深そうに語り、「最終日までに多くの方々に来場いただければ」呼び掛けた。
同展は6月1日まで。午前9時半~午後5時(最終入場午後4時半)。毎週月曜休館。(菊地正人)