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北の屋台で「芽室町フェア」 “幻のジャガイモ”のマチルダも味わえる

屋台内の「さん太」で提供している「百合根と長芋の真っ白グラタン」と「落花生入りつくね」

 帯広市中心部の「北の屋台」で5日、「芽室町フェア」が始まった。市町村別フェアの第2弾で、屋台全20店で14日まで、芽室町の特産品を使用したオリジナルメニューを提供する。

 北の起業広場協同組合主催、芽室町・JAめむろ後援。芽室町産のゴボウや落花生、“幻のジャガイモ”と呼ばれるマチルダなどの食材を使用した料理が楽しめる。

 初日は手島旭町長や同JAの廣江英幸組合長、同組合の杉山輝子理事長ら関係者9人が「さん太」を訪問。限定メニューの「落花生入りつくね」(440円)と「百合根(ゆりね)と長芋の真っ白グラタン」(990円)を味わってPRした。

 手島町長は「素材だけではおいしさを広められない。料理で魅力を引き出してもらい、地元の人に浸透させるにはとても良い企画だ」とし、廣江組合長は「十勝の人だけでなく、屋台を訪れた全国の人に向けてもアピールできる機会になれば」と話していた。

 市町村別のフェアは、今年3月に音更町をテーマに初企画。屋台側は今後、他自治体との連携も進めたい考えで、来年は池田町と清水町のフェアの開催を予定している。
(児玉未知佳)

「芽室町フェア」の限定メニューを味わう(左から)手島町長、廣江組合長、メムロピーナッツの高橋敦子さん

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