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フードバレーマラソン、今年は10月27日予定 計測手法に意見も 実行委

「より満足度の高い大会に」と話す野村実行委員長

 昨年10月29日に開催した「2023フードバレーとかちマラソン」の第5回実行委員会が13日、帯広市役所で開かれた。4年ぶりに開催した「食フェスタ」などが好評だったと報告された。10月27日に予定する今年の大会に向け、実行委員16人が運営面の課題の改善について話し合った。

 大会事務局の帯広市教委スポーツ室によると、昨年の大会は前年より527人多い計5024人がエントリーした。参加者からは「紅葉もきれいで秋を感じられる」「食べ物が充実している」などと、コースの景観や19年大会以来となった十勝グルメの「食フェスタ」への好評価が多く寄せられていた。

 一方、タイムの計測方法が号砲と同時にカウントが始まる「グロスタイム」方式のみで、スタート位置が後方のランナーからすると不公平だという声が出た。トイレに並ぶ列からは他の空き状況が見えづらく、行列ができやすかったので、誘導係を求める意見もあったという。

 終わりに、野村勉実行委員長は「参加者からいただいたこれらの意見を元に、今年はより満足度の高い大会にできればいい」と話していた。

 事務局からは大会の収支決算報告があり、会場設営費などが膨らみ支出が当初予算より約74万円増え、計約5100万円になったものの、企業版ふるさと納税の寄付金を活用して収支の均衡を図った。(山田夏航)

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