管内最高齢は109歳 道内100歳以上4634人、十勝325人
【札幌】道は「老人の日」の15日、道内の長寿者(100歳以上)の人数を発表した。全道は前年比194人増の4634人。十勝管内は31人増の325人で、道内14振興局管内のうち、空知、石狩に次いで長寿が多かった。全道トップ10には、男性3位に高橋辰夫さん(106)=幕別町=、女性9位に松岡サダミさん(109)=同=が入った。
15日時点の年齢で、1日現在の長寿者を集計した。全道の100歳以上は男性が588人(前年比3人増)、女性が4046人(191人増)。管内は男性39人(1人増)、女性286人(30人増)だった。
男性の最高齢は、小樽市の東谷清さんで109歳、女性は市町村・氏名非公表の113歳。最高齢者には道から記念品が贈られた。夫と妻がいずれも100歳以上の夫婦は道内に9組。
道内の65歳以上人口(1月1日時点)は、前年に比べ3449人減の166万9002人。高齢者人口比率は0・3ポイント増の32・8%で、都道府県別では18位だった。(沖田唯可)
管内最高歳は幕別の松岡さん
十勝総合振興局は15日、管内長寿者の概要を公表。市町村別では、帯広市が146人(男性15人、女性131人)で、前年度比18人増。そのほか、音更32人(3人、29人)、芽室19人(4人、15人)、幕別19人(2人、17人)、池田18人(3人、15人)など9町が10人以上だった。
管内最高齢は109歳の松岡サダミさん(幕別)で、名前・居住地非公表の女性2人と男性1人が107歳で続いた。
年齢別では、106歳5人(男性1人、女性4人)、105歳11人(2人、9人)、104歳12人(1人、11人)、103歳33人(1人、32人)、102歳46人(6人、40人)、101歳74人(7人、67人)、100歳140人(20人、120人)。(丹羽恭太)