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十勝のチーズや肉、バイヤーに売り込め! 都内で商談会

十勝ラクレットが関心を集めた十勝品質事業協同組合のブース

 【東京】北洋銀行と帯広信用金庫が主催する首都圏最大規模の道産食品商談会「インフォメーションバザールin Tokyo2023」が8月31日、9月1日の両日、都内の池袋サンシャインシティで開かれた。十勝15社を含む道内101社が出展、自慢の乳製品や肉製品などを首都圏のバイヤーに売り込んだ。

 道産食品の販路拡大を目的に、2005年から続く商談会。開催は4年ぶり。

 初出展の十勝品質事業協同組合(音更)は、国の地理的表示(GI)保護制度に登録されたナチュラルチーズ「十勝ラクレット」モールウオッシュを紹介。溶かしたラクレットや、熟成したラクレットをオリーブオイルに漬けた「オリーブの涙」を試食で提供し、好評だった。佐藤聡理事長は「ラクレットのオリーブ漬けは、北海道土産として扱いたいとの問い合わせも多かった」と語った。

 同じく初出展のミートピア(帯広)は、全国初という氷温熟成した家庭用ジンギスカンをPR。鈴木勝治代表は「氷温熟成することでうま味が増す。来場者の反応は良かった」と販路拡大に手応えを感じていた。

 帯信金の木村勇哉推進役は「一つでも多くの成果が出るよう、フォローアップしていきたい」と話した。(池谷智仁)

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