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帯広貨物駅で初の一般開放イベント 鉄道貨物の重要性PR

「多くの人に貨物駅を知ってもらいたい」と話す梅田駅長(左)

 JR貨物北海道支社帯広貨物駅(梅田惠介駅長)は23日、帯広市西20南1の同駅構内で、家族向けイベント「貨物鉄道フェスティバル」を開催する。同駅を一般開放するのは初めて。貨物列車の機関車「DF200」の添乗体験(先着150組)やクイズラリーなどが行われる。

 JR北海道で赤字路線の存廃が議論となっていることを受け、同支社では鉄路が物流に果たす役割をPRするために企画。これまで道内では札幌と函館で開催してきたが、帯広では初。梅田駅長は「北海道は人口が少ない地域でも、農産品の輸送など物流面で欠かせない路線が多い。鉄道貨物輸送の果たす役割を多くの人に知ってほしい」と話している。

 フェスでは機関車の添乗体験や、レザーキーホルダーの工作、同駅の歴史を伝える展示などを行い、貨物駅を広くPRする。ケバブやホッキカレー、タピオカドリンクなどのキッチンカーも出店し、帯広南商業高校吹奏楽部などによるステージイベントも開かれる。

 午前10時~午後3時。帯広厚生病院駐車場とJR帯広駅から午前9時半以降、1時間に3本ほどの頻度でシャトルバスを運行する。(吉原慧)

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