全市連合大売り出し抽選スタート 開始早々出た!1等5万円
十勝管内の官公庁や企業で冬のボーナスが支給され、初の週末を迎えた10日。歳末商戦が本格化し、帯広市内では恒例の「年末全市連合大売出し」(帯広商工会議所主催)の抽選が始まった。地元百貨店・藤丸では、午前から食品や衣料品などの買い物客でにぎわい、抽選会場では開始早々に高額当選も出て、幸先の良いスタートとなった。
今回は市内の大型店やスーパー、商店、飲食店など267店が参加。1等の「5万円買い物券」は100本と、昨年より金額、当選本数とも増やした。対象店の買い物3000円ごとにスクラッチくじ1枚を渡し、当たりが出れば、抽選会場で1~3等の賞を決めるスクラッチくじが引ける。
藤丸7階の抽選会場には、午前11時の開始から次々と抽選券を持った人が来て、正午までに1等と2等(5000円)の当選者が1人ずつ出た。父の誕生日プレゼントを選びに母と姉の3人で来店し、1等を引き当てた帯広啓北小6年の川向さらさん(12)は、「すごくうれしい。服とコスメが欲しい。箱ミカンも買えるかな」と笑顔を見せた。
抽選は26日まで市内10カ所で行い、午前11時~午後6時。抽選券の配布は25日まで。(大海雪乃)
全市連合大売り出し抽選スタート