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高校生提案のトンネル型イルミも登場 電気工事業協同組合青年部 駅前でイルミネーション取り付け

高所作業車で電飾の取り付け作業を行った

 十勝電気工事業協同組合青年部(板倉利幸部長)は12日、JR帯広駅北側でイルミネーションの取り付け作業を行った。今年は、高校生が提案したトンネル型のイルミネーションも設置される。

 駅前イルミネーションは、青年部の独自事業としてスタートし、現在は市中心部を彩る「おびひろイルミネーションプロジェクト」の取り組みに広がった。今年で21年目。

 今年はハルニレの木や街路樹への電飾のほかに、学生ボランティア団体「CAN-PASS」の課題解決型ワークショップ「Tokachi Eggs」から提案のあったトンネル型イルミネーションも新設。ワークショップに参加し、この日の取り付け作業にも参加した帯広緑陽高校1年の高木優凪さん(16)は「映えスポットがないということで提案したものが本当に実現できるとは。大人たちの協力があってこそなので、本当に感謝したい」と話した。

 板倉部長は「2月中旬までの短い期間だが、寒い冬の中で帯広に来た時に少しでも心温まるイルミネーションを提供できたら」と話した。

 作業は12、13の2日間かけて行い、12日は青年部員22人が参加。高所作業車10台が出動し、約4万4000個の発光ダイオード(LED)を取り付けた。

 26日の点灯式で一斉に点灯する。(完戸雅美)

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