マックスバリュ音更店 開店18日に 柳月や十勝素材ベーカリーも
【音更】イオン北海道(札幌市、青柳英樹社長)は4日、音更町木野大通東10に建設を進めていた「マックスバリュ(MV)音更店」が、18日午前9時にオープンすると発表した。テナントに柳月(本部音更町)などが入るほか、管内MVで初となる直営ベーカリー店を設け、山本忠信商店(同)から仕入れた十勝産小麦を使った食パンなどを販売する。
同社は十勝エリアで現在、いちまるからの継承店を含め7店を展開。MVの新築店舗は初。複合商業施設・木野タウンの一角。鉄骨造平屋、店舗面積は2554平方メートルで4月に着工した。総工費、売り上げ目標ともに非公表。
新店は「地場や鮮度にこだわった地域密着の店」がコンセプト。ベーカリー店では食パン以外でも、チーズや金時豆など十勝産食材を使った商品をそろえる。総菜では、帯広の豚丼専門店「ぶたいち」監修の豚丼や、「中札内田舎どり」をテーマとした弁当も初めて取り入れる。営業時間は午前9時~午後10時。テナントは柳月のほか、「美唄焼鳥・惣菜 炎」、街のクリーニング屋さんが入る。
同社は「支払いセルフレジや電子棚札などデジタル設備を効果的に導入し、快適な買い物環境を実現したい」(環境・社会貢献・広報・IR部)としている。
新店をめぐってはマックスバリュ北海道(当時)が2018年に計画したが、イオン北海道との統合などで延期されていた。(佐藤いづみ)