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西3・9再開発最終工事、立体駐車場の一部が供用開始へ

足場が取れ、外観がすでに見られる「登寿パーキング」

 旧イトーヨーカドービルを含む「帯広市西3・9周辺地区第一種市街地再開発事業」の最終整備となる自走式立体駐車場が完成間近だ。来年3月中にも一部稼働する予定。

 同再開発事業は不動産業のアルファコート(札幌市)が立ち上げた特別目的会社が、同ビルや市営駐車場などを解体し、新・経済センタービルや分譲高層マンション、店舗棟などの再整備を行っている。

 同駐車場は旧宮坂建設工業本社(西4南8)などがあった場所。4階建て、延べ床面積約7600平方メートルで、今夏に着工。解体・施工とも同社が担当し、進捗(しんちょく)率は今月末で約9割となっている。

 完成後は当初の予定通り、同社グループの登寿ホールディングス(帯広市)が管理などを担う。名称は「登寿パーキング」で、コインパーキング部分は3月下旬にもオープン予定、定期契約分は4月中の供用を目指す。

 同再開発は2016年に事業案を公表、18年から解体に着手した。20年に新経済センタービルとマンション「ザ・タワー帯広」(147戸)が完成、今月までに店舗棟「帯広3・9スクエア」の建設が完了。総事業費は約104億円。

 アルファコートの樋口千恵専務は「帯広のマチに『にぎわい』を創出できるよう、完成後もテナント誘致などを進めていく」と話している。(佐藤いづみ)

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