けがの回復から予防まで連携 「ヘルスポ」が移転開業
帯広りはびり(小川尚平社長)が運営する「うごけるスタジオ」と、こころ整骨院(小川進代表)が帯広市南の森東1の商業施設に移転し、営業を始めた。両施設が連携した「ヘルスポ(ヘルス&スポーツケアスタジオ)」と名付け、けがの回復から予防、機能向上までをケアする。
コンセプトは▽スポーツパフォーマンスアップ▽けがからの回復▽肩凝り・腰痛などの症状や、筋力低下の予防・改善-。けがや痛みの回復と、その後の機能向上や予防に対し、柔道整復師と作業療法士、理学療法士の資格を持つ両施設のスタッフが連携する。
けがの回復期やリハビリ、介護予防の運動には、機能改善の技能だけでなく、痛みの原因に関する専門的な視点も大切で、作業療法士の小川社長(43)は「技術者が互いに補いながら、より良いサービスを提供できる」と話す。
うごけるスタジオは、筋肉の柔軟性を向上させる動的ストレッチマシン「ホグレル」などの機器を導入している。担当する理学療法士の菅原悠貴さん(27)は「柔軟性を高めることでけが防止やパフォーマンスアップにつながる」と話す。平日午前は「デイサービスセンター帯広りはびり」として営業する。
こころ整骨院では、認定柔道整復師で博士号を持つ小川代表(50)が、これまで通りの施術を続けるほか、新たに機器を使った超音波治療などのメニューも取り入れる。小川代表は「腰痛や肩凝りなどに、自由診療で手軽に試せる物理療法を始めたので相談してほしい」と話す。
移転後、8日から営業を始めた。施設は、みなみ野ショッピングセンター内の一角で、セリアが入る建物の西側が入り口。
問い合わせは、うごけるスタジオ(090・1525・0229)、こころ整骨院(0155・66・9937)へ。(安田義教)