大樹・歴舟川で砂金掘探訪会 約70人が砂金探し楽しむ
【大樹】「歴舟川砂金掘探訪会」が28日午前9時半から、大樹町のカムイコタン公園キャンプ場周辺の歴舟川で開かれた。道内外から約70人が訪れ、砂金探しを楽しんだ。
大樹町と町観光協会、十勝毎日新聞社が主催し、今年で40回目。尾田砂金掘友の会や北海道砂金史塾のメンバーが、砂金を探す伝統的な手法を指導した。
参加者はスコップのような道具「カッチャ」で河原の土砂をすくい、土砂を載せた「ゆり板」を川の中で前後に揺らし、比重の重い砂金を探した。
この日の大樹町は、午前11時までに気温が29度まで上昇。参加者は川の水で涼しさを感じながら、金の粒を見つけるたびに「あった!」と喜んだ。家族3人で訪れた幕別忠類小3年の梅津将理君(8)は「初めてだったけど、砂金がすぐ取れて面白い」と話した。
今年度限定で「町民」として地域住民と交流する、プロ野球・北海道日本ハムファイターズのマスコット「B☆B」も参加した。(松村智裕)