サンタメールのイラスト募集 広尾
【広尾】町北方圏交流振興会(会長・村瀬優町長)は、全国に発送するクリスマスカード「サンタメール」のイラスト募集を開始した。初公募した昨年に続き、広尾サンタランドやクリスマスをイメージした夢のある作品が集まることを期待している。
町は、ノルウェーの首都オスロ市から、日本唯一の「サンタランド」に認定され、1985年からクリスマス時期に発送するサンタメール事業を続けている。
メールのイラストは、一昨年までの25年間、絵本作家の永田萠さんに依頼していたが、昨年は開町150年を機に公募制に刷新した。
「一般の部」と「こどもの部(小学生)」の2部門がある。一般の部の最優秀賞1点がサンタメールに採用され、賞金は10万円。優秀賞2点は賞金各5万円。こどもの部は入選5点に図書カードを贈呈する。昨年は一般の部に272点、こどもの部に44点が寄せられた。
応募資格は問わず、点数制限もない。未発表のオリジナル作品に限る。大きさはA4横長サイズとし、CGデータも受け付ける。
一新した昨年は発送数が1万5790通と過去最少だったため、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などでPRをさらに強化する。
同振興会は「サンタメールやサンタランドに興味を持って、気軽に応募してほしい」と呼び掛けている。
締め切りは9月30日。入賞者は11月にホームページ(https://santa-hokkaido.com)で発表する予定。応募や問い合わせは事務局のNPO法人Fit北海道(電話011・210・2110、Eメールfit12@fit-h.net)へ。(松村智裕)