スーパー・ハピオがPBブランド 音更
【音更】JA木野(清都善章組合長)が運営するスーパー「ハピオ」(町木野大通西7、石田晴久店長)は、プライベートブランド(PB)「HAPIO FOODS」(ハピオフーズ)を新設した。第1弾として12月、帯広のブランド牛「豊西牛」を使ったビーフカレー(レトルト商品)の販売を始める。
「十勝の豊かな食生活を応援するハピオ」がコンセプト。ロゴマークにはハピオの英語表記の「H」「P」「O」の3文字を使い、食卓を囲む椅子をイメージした。食をイメージするフォークとスプーンもあしらった。
第1弾として売り出すのは「十勝ビーフカレー」(200グラム、540円)。ハピオと取引があるトヨニシファーム(帯広)の豊西牛を使用したカレーで、パッケージにロゴマークを表記する。同店のほか、新千歳空港内の土産店での販売も検討している。
今後、JA木野が生産するブロッコリーやホワイトコーン、長ネギなどを使った加工品の開発を進め、順次PB商品を増やしていきたい考え。
町内の木野地区はスーパーがひしめく激戦地で、来年秋にはマックスバリュの出店も計画されている。
光澤啓幸店舗課長は「他店との差別化を図り、ハピオならではのおいしいものをPRしていく。新規客層の掘り起こしにもつなげたい」と話している。
(鈴木裕之)