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一足早く正月ムード 藤丸で福袋の商品詰め作業 

縁起が良いとされる黄色の布袋に商品を詰め込む社員(28日午前10時50分ごろ、藤丸で。金野和彦撮影)

 藤丸で28日、来年1月2日の初売りで販売する福袋の商品詰め作業が行われた。慌ただしい年の瀬を迎える中、来店客への感謝と新年の商売繁盛の気持ちを込めながら、社員10人が手際よく、縁起が良いとされる黄色の布袋に商品を詰め込んだ。

 目玉の「縁起福袋」(1万円)は、昨年並みの限定130袋を用意した。中身の総額は1袋3万円以上という。今年は商品に変化を持たせ、人気のある生活用品から子供が楽しめるおもちゃまで、計11品を詰め合わせている。福袋の購入には整理券が必要。多少残りがあり、1階総合案内所で受け付けている。

 3日は「夢福袋」(5000円)と銘打ち、当日限定でハズレなしの福袋も販売。さらに今年は「特別福袋」(91万8000円)として、来年3月26日の北海道新幹線の開業を記念して製造された純金製のメダルも抽選で5人に販売する。

 各売り場でも福袋を販売し、藤丸全体では約6000個を用意。1000円台の食品から、家具セットなど10万円台の高額福袋もある。

 営業第二課の中橋一平係長は「来年は申(さる)年。サルのように福袋の動きも速いので、来店はお早めに」と呼び掛けている。(安倍諒)

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