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大樹町などを紹介 道庁で北海道の宇宙展

来場者に大樹町の構想を紹介する佐藤さん(左)

 【札幌】北海道の宇宙展(主催・道、共催・十勝圏航空宇宙産業基地構想研究会、HASTIC=北海道宇宙科学技術創成センター=)が21、22の両日、道庁1階道民ホールで開かれた。「宇宙のまち」をうたう大樹町の宇宙基地構想など、北海道発の航空宇宙事業をパネルや模型で紹介した。

 道や道内の取り組みを広く知ってもらおうと毎年開いている。道内の大学、自治体などから寄せられたパネル約30枚やロケットの模型を展示した。「ふうせん宇宙撮影」と称して自作の風船で上空撮影に取り組む岩谷圭介さん(札幌)が、札幌市の上空3万8000メートルから撮影した写真などが目を引いた。

 大樹町は宇宙基地構想の沿革や、町宇宙交流センターSORAの取り組みなどを紹介した。会場内で説明した町企画課の佐藤賢也さんは「宇宙の町の認知度が高まれば」と話し、道科学技術振興課は「1月に決定した第3期国の宇宙基本計画で、打ち上げ場の在り方検討が初めて明記された。北海道への誘致を加速させたい」としている。
(原山知寿子)

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