特産品をネット通販 陸別町振興公社
【陸別】町振興公社(金子信行社長)は25日から通販の専用サイトを設け、ネット販売を始める。道内外に町の特産品をPRして売上増を図る。
町の特産品は道内外の物産展に随時出展しているが、特に道外から「どこで商品を買えるのか」という問い合わせも多いことから、ネット通販を始めることになった。
専用サイト名は同公社の「陸別町の特産品」。販売する商品は町産のシカ肉製品や手作り落葉茸の三升漬け、切干大根、完熟カボチャの缶詰、熊肉の缶詰しばれ君つららちゃんまんじゅう、陸別百恋水(ひゃこいみず)など25品目。
いずれも町や同公社、町山菜加工企業組合、シカ肉処理の北日本ドゥリームハントなどが製造している商品。このうち、シカ肉関連の商品はロース・ヒレ肉やジャーキー、ソーセージ、ジンギスカン、サラミなど19品目にも及ぶ。
専用サイトのトップページは、フェアトレード(自由貿易)のチョコレートを使った「まちチョコ」のパッケージラベルの応募作品(写真)を定期的に更新し、陸別の魅力をPRする。
決済方法はクレジットカード、コンビニエンスストア、代引き、銀行振込のいずれかを選択できる。送料は購入者負担だが、サイト開設記念キャンペーンとして、25日から5月8日までは、買い上げ3000円以上の場合は無料となる。
今後は「しばれ君つららちゃん」の関連グッズや山菜加工商品など商品を増やしていく予定。
サイトの運営を担当する町地域おこし協力隊の秋庭智也さんは「シカ肉製品がこれだけそろうサイトは珍しい。特産品の販売を通して、陸別のPRに役立てば」と話している。
(鈴木裕之)