幸福駅に石絵馬パネル展示 帯広と高松市の交流事業
帯広市と高松市の交流事業で市民が制作した絵馬タイルを組み合わせたパネルボードが7日午前、市内の幸福駅に設置された。幸せが伝わるタイル88枚が、“恋人の聖地”に彩りを添えている。
愛と幸福をテーマに交流する両市が、相互の市民理解を深めようと企画。高松市特産の庵治(あじ)石の絵馬タイル(6センチ四方)88枚に愛する人の名前のほか、家族の顔や「絆」の文字など幸せを連想するメッセージやイラストを描いた。
午前11時から同駅でセレモニーが行われ、制作した市民らが絵馬タイルを180×90センチのパネルボードにはめ込んだ。タイルはハート型に配置され、ディーゼルカー内に展示された。帯広在住の画家晒谷(さらしや)政良さん(72)は妻と自身を投影した猫の絵を温かなタッチで描き、「将来にわたり、微笑ましい愛を築ければ」と話していた。
幸福駅の展示は11日まで。12~16日に愛国駅で展示された後、高松市でお披露目される。(池谷智仁)