振興公社が今年も「まちチョコ」発売 陸別
【陸別】町振興公社(金子信行社長)は今年も、フェアトレード(公平貿易)のチョコレートを使った「まちチョコ」を販売する。9日からチョコレートのパッケージに使う陸別の写真を公募している。
フェアトレードとは、途上国の産品を生産者から直接、適正な価格で購入し、先進国市場で販売する仕組みで、世界の貧困削減につながる取り組み。
同公社は町の協力を得て、フェアトレードの認知と陸別のPRを目的に昨年、陸別の写真をパッケージにした道内初のフェアトレードの「まちチョコ」を制作、6300個(1個50グラム、300円)を売り上げた。企画は町地域おこし協力隊員の秋庭智也さん。
作品は道内外から160点の応募があり、りくべつ鉄道や銀河の森天文台、オフロード、牧場など陸別らしい風景が選ばれた。
今回公募する写真は、陸別で撮影し、自然や観光スポット、イベント風景、人、動物など陸別を想起できるもの。採用作品は20作品で、1人6作品まで応募可能。
ミルク、シナモン、ビターなど昨年の8種類に、今年はホワイトジンジャー&レモン、カラメルクリスプを加え10種類とし、各味2種類のパッケージとする。
作品の選考は、町内の小中学校や保育所の子供たちの人気投票を基に、同公社が決める。商品は冬季限定で、12月上旬から、町観光物産館(道の駅オーロラタウン93りくべつ内)など町内で、昨年同様1個300円で販売する。
写真は撮影者の名前、住所、撮影場所を添えて、10月26日までに、同公社(〒089-4315 陸別町大通、道の駅オーロラタウン93りくべつ内)に郵送するか、Eメール(akiba@rikubetsu.jp)で送る。作品はデジタルデータでもプリントでもよい。
同公社の金子社長は「自作の写真が土産にもなる。まちチョコの取り組みを通じて、陸別も海外の途上国も元気になればいい」と広く応募を呼び掛けている。
問い合わせは、同公社(0156・27・2012)、町産業振興課(0156・27・2141)へ。(鈴木裕之)
◆陸別町の「まちチョコ」について
・地域資源活かし、特産品を開発~「鹿ジャーキー」に「まちチョコ」~(月刊地域づくり 第299号)-地域活性化センター
◆りくべつ「まちチョコ」パッケージ用写真の募集について
・パッケージ写真の応募概要-陸別町公式ホームページ
◆昨年の「まちチョコ」企画について
・陸別しばれチョコ フェス会場で限定発売-十勝毎日新聞電子版(2014/01/31)
・「まちチョコ」好評 陸別 希望の写真でパッケージ「マイチョコ」も企画-十勝毎日新聞電子版(2013/12/19)
・まちチョコ7日から発売 陸別-十勝毎日新聞電子版(2013/12/07)
・フェアトレードのまちチョコ企画 陸別-十勝毎日新聞電子版(2013/09/09)