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まちチョコ7日から発売 陸別

完成したまちチョコをPRする秋庭さん、金子社長、振興公社の七戸一登さん(右から、町観光物産館で)

 【陸別】町振興公社(金子信行社長)が町の協力を得て取り組む道内初の「まちチョコ」が完成した。フェアトレード(公平貿易)の原材料を使用し、陸別の公募写真で包んだ16種類のパッケージで、7日から町内6カ所で販売している。

 「まちチョコ」は、地域の人が撮った写真をチョコレートのパッケージにして販売する取り組み。フェアトレードのチョコを使うことで世界の貧困削減につながるフェアトレードの認知を図るとともに、陸別の写真を用いることで、自然や風景、人物、動物などの観光資源のPRにつなげる。

 パッケージは町内の小・中学校の児童・生徒に2種類を選定してもらい、園児や町民の声も参考にしながら振興公社が選んだ。牧場の牛やりくべつ鉄道の気動車としばれ君・つららちゃん、天文台と星空など陸別らしい16の景色が選ばれた。

 味はミルクやシナモン、ビターなど8種類。1個50グラム入りで300円。冬限定の販売で、1300個を用意した。ギフトパックもあり、4個入り1440円(送料など込み)、8個入り2640円(同)などがある。

 道の駅オーロラタウン93りくべつ内の町観光物産館には、販売コーナーがお目見えした。金子社長は「小さなまちだが、発展途上国の手伝いができる。まちおこしの一環にもなる」とし、同チョコを企画した地域おこし協力隊の秋庭智也さんは「食べておいしく、役に立つ。写真を見た町民が“良い所に住んでいる”とまちをさらに好きになってもらえた」と話している。(菊池宗矩)

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