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盆の墓にハンギングバスケット 幕別・浄永寺

「自分の中でも新しい挑戦で難しかった」と話す木村さん(左)。右は齊藤住職

 【幕別】浄土真宗本願寺派「浄永寺」(町五位446、齊藤秀芳住職)内の「永代供養合葬墓・安穏の里」には、お盆用の献花としてハンギングバスケットが設置され、墓参りに訪れた人の目を引いている。

 献花したのは英国王立園芸協会日本支部(RHSJ)認定ハンギングバスケットマスターの木村和生さん(52)=町札内中央町=で、5~7月にかけ製作したハンギングバスケット5セット。自身は同墓と無関係だが、宗旨宗派を問わないこの墓の趣旨に共鳴、齊藤住職へ設置を申し出て実現した。

 バスケットごとに春、初夏、夏、秋-と季節を表現。例えば、春のバスケットでは黄色のペチュニアやスーパーアリッサムなどを飾り、全体的に白っぽく仕上げた。「特に墓石前に飾った4セットは仏花が飾られることを意識し、花の色合いを抑えつつ、作品としての華やかさを出すのに苦労した。主役はあくまで仏花なので」と木村さん。

 設置は15日まで。齊藤住職は「お墓に仏花以外のもの、特にハンギングバスケットを飾ること自体聞いたことがなく全国的にも初めてでは。墓石ととても調和していて来場者の反応がとてもいい。関係者でなくても近くに来たら自由に立ち寄ってほしい」としている。(佐藤いづみ)


◆浄永寺について
浄土真宗本願寺派 法界院聖谷山 浄永寺-公式ホームページ
浄永寺の所在地-浄永寺ホームページ

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