鮮やか緑、音更でブロッコリー選果作業進む
【音更】JA木野(村瀬寿夫組合長)の選果場(木野西通6)で、ブロッコリーの選果作業が本格化しつつある。同場では17日午前、鮮やかな濃い緑色をしたブロッコリーが、パート職員の手際よい包丁さばきで余分な葉や根元を切りそろえられ、氷詰めにした上で出荷されている。
同JAとJAおとふけ、JA士幌町で構成する音更町ブロッコリー運営協議会が生産、出荷。今年は昨年より微減の84戸が計約140ヘクタールで作付けしている。選果作業は6月4日に始まり、10月下旬までの間に、6キロ入り約17万ケース(約1000トン)の出荷を見込む。
4月末の霜と6月上旬の少雨の影響で現在、同選果場では平年の2割程度の稼働状況だが、品質を保ちつつ首都圏を中心に道央圏や管内にも出荷。JA木野では「今後、6月下旬にかけて収穫量が増え、例年並みの出荷となることを期待したい」(農産販売部)としている。(井上朋一)