陸別で氷点下26.1度 各地で今季一番の冷え込み
夜間に晴れて地表の熱が奪われる放射冷却現象が強まった影響で、十勝地方は17日朝、各地で冷え込んだ。帯広測候所によると、陸別で氷点下26・1度まで下がり、今季の管内最低気温を更新した。
各地の最低気温は、上士幌町ぬかびら源泉郷で同23・2度、音更町駒場で同21・5度など。管内19観測地点のうち9地点で同20度を下回り、11地点で今季の最低気温を更新、帯広も平年を3度下回る同16・8度とこの冬一番の寒さになった。帯広市内の札内川などでは氷結が進んだ。
18日も放射冷却現象が強まる見通しで、各地で朝方の冷え込みが厳しくなりそうだ。(杉原尚勝)